前回基礎代謝を上げると、なにもしていなくても消費できる基礎代謝の最大値を上げることで普通に生活していても30分ウォーキングしたのと同じ効果を生み出すというお話と
きれいな体をつくるための筋肉の質と量のバランスが大切というお話をさせていただきました。
今回はその続きでバランスの良い量と質をどうやってつくるのかのお話です。
前回のおさらい
基礎代謝トレーニング
筋肉はトレーニングで量を増やせば、基礎代謝が上がるため痩せやすい体になる。
しかし、肥大し重くなるので質をバランスよく上げていくことが、きれいな体をつくるためには必要です。
では質はどうやって上げるのか?
まずは代謝を上げる筋肉と脂肪の関係についてです。
食事制限は逆効果?
男性は皮下脂肪、女性は内蔵脂肪が付きやすいといわれています。
内蔵脂肪はとても減らすのが困難な脂肪です。
実は内蔵脂肪は食事制限では減ることはありません。
食事制限で減っているのは、筋肉と水分ということを知っていましたか?
食事制限して1キロ減った!と一喜一憂するかと思いますがそれは筋肉と水分が減っているだけで脂肪はまったく変わらないのです。
しかも、基礎代謝に必要な筋肉を失ってしまったことでさらに痩せにくい体を作ってしまっていることにも気づいていなのがこの食事制限のデメリットです。
本来食事制限は確かに必要ですが、それはあくまでも過剰なカロリーを抑える目的のため成長や活動に必要な栄養素をカットしてしまうことはマイナスでしかありません。
これは、私個人がダイエットを始めたとき一番に陥った失敗でした。
私の食事制限の失敗談
私はダイエットを決意し、気持ちを萎えさせないため、お金のかかるジムに通うようにしました。(金銭的にも負担がかかるので元を取るため通い続けるという心理を付くためでした。)
知識もない私は筋力トレーニングと平行してまずカロリー制限から行なうことにしました。
そして1日のカロリー摂取量を1000kcal以内に抑えることを目標に掲げ実践していきました。(実際は最初の一ヶ月平均で1日800kcalほどでした。)
結果は一週間で1kg、二週間、三週間・・・と続けていきました。
初めてジムにいった時、ボディ測定というのを機械によって測定しそこで
・体重
・体脂肪
・基礎代謝量
・筋肉量
・両腕両脚と胴体の筋肉量とバランス など
が数値としてでて来ます。
細かく数値として体の状態がわかったため目安にトレーニングするには最適で、一ヶ月後また同じ測定をして変化を確認するという管理法でした。
そしてトレーニングを初めて一ヶ月後、私は楽しみでした。
食事制限でみためがほっそりしたので体重の変化にも興味ありましたが、筋力トレーニングは毎日立てなくなるくらいまでやっていたので筋肉量の増加を期待していました。
結果は
・体重 3kg減↓
・体脂肪 ほとんど変わらず→
・基礎代謝量 減↓
・筋肉量 減↓
・両腕両脚と胴体の筋肉量とバランス 全体的に減↓
でした。
体重の減はありましたが正直筋肉量と基礎代謝量が落ちていたため、正直私はこの結果に愕然としました。
なにが悪かったのだろうと考え、まず知識を身につける必要があると思いたちいろんな本を読み知識を積み重ね。効率の良いトレーニング法のカリキュラムを組んで試していきました。
その勉強中に過度の食事制限で筋肉量を減らしてしまっていたことに気づき、体を育てる食事の摂り方やなにが成長にいいのかを学んでいきバランスの大切さがどれだけ重要かを知りました。
私が当ブログでバランス大事かを度々口にするのは身にしみて経験しているかれです。
食事制限の代償
食事制限で痩せるがそれは筋肉と水分が減っただけというお話をしました。
実はこの代償がとんでもないのです。
過度の食事制限で痩せると
筋肉量が減ります、もし仮に体重が減ったからといってダイエットを辞めてしまった場合、よくあるのがリバウンドです。
このリバウンドには落とし穴があって無くした筋肉が戻るのではなく脂肪が増えることにあります。
例えば
3kgダイエットに成功して3kgリバウンドしたとします。
それは、3kg筋肉量が減って→3kg脂肪が増えた
ということになります。
つまり無くなった筋肉が脂肪になって返ってきます。
しかも脂肪は筋肉より軽いため同じ体重に戻っても量は増えているのです。
これがリバウンドの怖い落とし穴なのです。
まとめ
食事制限で落とせるのは筋肉と水分で脂肪は落ちない。
過剰なカロリーを制限することは大事だけども、筋肉や活動するためのエネルギー源を確保することはダイエットにおいて、もっとも重要なダイエット方法だということを理解することが大切。
付け焼き刃の知識では逆効果を招く恐れがあるためちゃんとした理解の元、行なうのが効率よくダイエットするコツだということです。
それが楽なダイエット方法につながります。
遠回りする方法より効率よく近道をするダイエット方法を知ることが必要です。
楽なダイエット法はまだまだ続きます。
次回はいよいよ効率のよいダイエット法についてです。
お楽しみに。